包丁がまな板を叩く小気味良い音。肉や野菜がフライパンに投じられる音の後には、食欲をそそる香りがふわりと漂って来る。
その音と香りを楽しみながら、黒子はふんわりと乾いた洗濯物を畳んで行く。
共に暮らし始めて最初に決めた役割分担。火神は料理、黒子は洗濯、掃除はふたりで協力して。そうやって、ふたりのHomeを作り上げた。
既に五年だ。だがまだまだ、火神の気配を感じながら彼の衣類を畳むと言う行為が、何だかむず痒くて仕方がない。クローゼットに衣類を仕舞うと同時に「できたぞ」と呼ばれ、口元に緩く笑みを浮かべたままダイニングへと向かう。
「? 何だよ?」
「何でもありません。」
いつだって微かな表情の変化にも気づく彼がその笑みに気づかない訳がない。不思議そうに問うのに、更に笑みを深めつつも、何でもないと首を振る。
毎日毎日、繰り返し心に灯る温かな想い。
ふたりのHomeは、幸福と言う名の灯火に暖かく包まれている。
風呂入ってる途中で思い出しました;
何てこった…こんな火黒の為にある日を忘れるなんて;
殴り書いたんで、自分でも何かよう解らん感じになり果てました;orz
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